埼玉県知事選挙2019開票結果速報|当選者の経歴や公約を紹介!

令和初となる埼玉県知事選挙が8月25日に投開票が行われました。

こちらの記事では、8月25日に行われた埼玉県知事選挙の開票結果を発表していきます。

また、埼玉県知事選挙で当選した候補者の経歴や公約も紹介していきますので、最後までご覧になっていってください。

埼玉県知事選挙2019開票結果

それでは早速、埼玉県知事選挙の開票結果を発表していきます。

当 大野元裕 55歳 無所属・新(立民・国民・共産・社民支持)          92,3482票

青島健太 61歳 無所属・新(自民・公明推薦)                  86,6021票

浜田聡  42歳 NHKから国民を守る党・新                      64182票

武田信弘 65歳 無所属・新                             40631票

櫻井志津江 63歳 無所属・新                            34768票

※立民:立憲民主党|国民:国民民主党

埼玉県知事選挙2019当選候補者の経歴を紹介!

ここでは、今回埼玉県知事選挙で初当選を果たした、大野元裕候補の経歴を紹介していきたいと思います。

大野元裕(おおの・もとひろ)

生年月日:1963年(昭和38年)11月12日

出身地:埼玉県川口市

学歴:慶應義塾大学法学部政治学科卒業・国際大学国際関係学研究科修士課程修了

1989年4月外務省に入省。在イラク日本大使館専門調査員や在アラブ首長国連邦日本大使館専門調査員などを務め、その後も外務省国際情報局分析二課専門分析員、在カタール日本大使館専門調査員、ヨルダン、シリアの日本大使館で書記官を務めました。

政治家としては、2010年の参議院議員選挙に民主党(当時)公認で埼玉選挙区から立候補し初当選を果たしました。(当時の埼玉選挙区の定数は3議席で、大野候補は得票数3位で当選)

2012年10月に発足した野田第3次改造内閣では、内閣府大臣政務官と防衛大臣政務官を務めました。

2016年の参議院議員選挙では民進党(当時)公認で立候補し2回目の当選を果たしましたが、今回の埼玉県知事選挙への立候補のため、任期途中でしたが参議院議員を辞職し知事選に臨み、見事初当選を果たしました。

今回は無所属で出馬した大野候補でしたが、元々は民主党や民進党に所属しており、2018年5月に結党した国民民主党に参加していました。(国民民主党は、埼玉県知事選に立候補を表明した今年6月に離党しています)

国民民主党では、党の財務局長を務めていました。

当選候補者の公約は?

大野候補は、「日本一暮らしやすい埼玉へ」というスローガンを掲げています。

それでは、日本一暮らしやすい埼玉を目指す大野候補はどのような公約や政策を掲げているのでしょうか?

少子高齢化・人口減少への対応

大野候補が最も重視している課題と挙げているのが、埼玉県の少子高齢化や人口減少への対応です!

埼玉県の少子高齢化が猛スピードで加速していくことが見込まれているため、大野候補はその対策として「スポーツ行動率を高め健康寿命を延ばすことで医療費を抑えることが必要」と訴えています。

あと数マイルプロジェクト

埼玉県境まで来ている公共交通(埼玉高速鉄道(SR)の延伸と、舎人ライナー、都営大江戸線、多摩都市モノレール)を延伸し、ラッシュ時の電車の渋滞緩和・沿線の道路渋滞緩和を図り、同時に交流人口・滞留人口を増やすことで、埼玉県内に人とモノ、お金を運んでくれる仕組みを構築し、さらに、新上尾道路や東埼玉道路など、埼玉県内の幹線道路整備を促進することを掲げています。

共生社会プロジェクト、子育て支援・教育の充実

子供の貧困対策計画を策定し、各種NPOなどとも連携しながら、PDCAサイクルの中で進抄を図り、女性のキャリア支援や待機児童対策を進む社会全体で子育てを応援する地域づくりと消費性向の高い子育て層の可処分所得を増加させ、地域経済を循環させ、また、子供達がAIでは対応出来ない想像力を育める教育、社会性を養う教育を推進していくと掲げており、外国人住民やLGBTQ、多様なライフスタイルを認め、自分らしく活躍出来る埼玉を作っていくと訴えています。

埼玉県知事選挙2019の総評

今回の選挙戦は任期満了に伴うものでしたが、これまで4期16年務めた上田清司知事が不出馬を表明したことにより、16年ぶりに新人同士の戦いとなりました。

候補者は全部で5人いましたが、野党4党が支持する前参議院議員の大野元裕候補と、自民党と公明党が推薦する、元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太候補の事実上の一騎打ちとなることが予想され、その通りの結果となりました。

今回の投票率は32.31ポイントで、2015年に行われた前回の埼玉県知事選挙より5ポイント余り高くなり、16年ぶりに投票率30%台となりました。

青島健太候補は、幼少期や学生時代を草加市や春日部市で過ごしており、それらの選挙区では大野候補に大差をつけて勝利しました。

しかし、大野候補は出身地の川口市をはじめ、数多くの選挙区で勝利を収め、大票田であるさいたま市で青島候補に勝利したことや、長らく埼玉県政を担ってきた上田知事の政策を継承していくことを宣言しており、上田知事からも全面的な支援を受けたことが、当選の要因となったのではないでしょうか。

まとめ

16年ぶりの新人同士の選挙戦となった今回の埼玉県知事選挙は、前参議院議員で、野田政権では内閣府大臣政務官や防衛大臣政務官を務めた大野元裕候補が当選を果たしました。

大野候補は、2019年8月31日から埼玉県知事に就任する予定です。

最後まで記事をご覧になっていただきありがとうございました!

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