岩手県知事選挙2019開票結果発表|当選者の経歴や公約を紹介!

令和最初の岩手県知事選挙の投開票が9月8日に行われました。

今回は、9月8日に行われた岩手県知事選挙の開票結果を発表していきます。

記事後半では当選候補者の経歴や公約を紹介していきますので、是非最後までご覧になっていってください。

岩手県知事選挙2019開票結果発表!

それでは早速、岩手県知事選挙の開票結果を発表していきます。

当 達増拓也 無所属(立民・国民・共産・社民推薦)現 55歳 402,803票

及川敦  無所属(自民・公明推薦)      新 52歳 155,504票

岩手県知事選挙2019当選候補者の経歴を紹介!

ここでは、岩手県知事選挙で当選した、達増拓也候補の経歴を紹介していきます。

達増拓也(たっそ・たくや)

生年月日:1964年(昭和39年)6月10日

出身地:岩手県盛岡市

学歴:東京大学法学部第3類(政治コース)卒業・ジョンズ・ホプキンス大学国際研究高等大学院(SAIS)修了

大学卒業後の1988年(昭和63年)4月外務省に入省。在米大使館書記官、在シンガポール日本大使館二等書記官、外務省経済国先進国首脳会議準備事務局勤務、外務省国連局科学課勤務、外務省大臣官房総務課課長補佐などを務めました。

政治家としては、1996年(平成8年)の第41回衆議院議員総選挙に「新進党(当時)」から出馬して初当選。

当時「小沢チルドレン」と呼ばれていた同党初当選議員の中でも小沢一郎氏の最側近の一人として活動し、中選挙区時代に小沢氏の地盤ではなかった北部の岩手1区で4回連続当選を飾るなど「小沢学校の優等生」と呼ばれていました。

岩手県知事としては、2007年(平成19年)に初当選してから3期務めており、今回の知事選で4期目の当選を果たしました。

当選候補者の公約は?

引き続き岩手県政を担っていく達増候補はどのような公約を掲げているのでしょうか?

公約を以下のようにまとめてみました。

・東日本大震災津波からのハード事業の早期完了

・被災者の国民健康保険料等の一部負担金免除を来年も継続

・子ども医療費の無料窓口化(現物給付)を中学卒業時まで拡大

・市町村行政と連携・協力する県の部局を強化

・国際リニアコライダー(ILC)の北上山地への誘致を推進

・5G(第5世代移動通信システム)による地域課題解決の推進

・復興事業の完了後も計画的な建設投資を実施

達増氏は「東日本大震災の復興・支援」を政策の柱に据えています。

これは、知事選を戦った及川候補も同じく政策の中心として掲げていたので、岩手県政が重点的に取り組まなければいけないのが、東日本大震災への復興や支援だということが分かります。

岩手県知事選挙2019総括

今回は、与野党が推薦する候補者同士の一騎打ちとなった岩手県知事選挙ですが、結果は現職の達増候補の圧勝に終わり、3期12年務めた達増県政が評価されたことになりました。

しかし、今回の投票率は過去最低だった2011年(平成23年)を下回る53.46%だったことから、今回の知事選の関心の低さが目立っていました。

10年以上にわたる達増県政が安定している影響なのか、達増候補に対抗出来る候補者を中々擁立出来ず、結果的に達増候補の独壇場となった形となりました。

8月25日に行われた埼玉県知事選挙に続いて野党が推薦・支持した候補者が当選したことにより野党が地方選で立て続けに勝利を収める結果となり、近く行われることが期待されている衆議院議員総選挙へ弾みをつけたのではないでしょうか。

また、今回は岩手県議会議員選挙とのダブル選挙でしたが、県議会議員選挙は、自民党が14議席を獲得し、県議会第1党となりました。

しかし、2つの知事選で厳しい結果となった与党は、衆議院議員総選挙までの地方選で巻き返しを狙いたいところです。

まとめ

今回の岩手県知事選挙は、現職の達増拓也候補が及川候補に大差をつけて4期目の当選を果たしました。

これからの達増県政に注目です。

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